シテ駅構内

メトロ出口。100年前のアールヌーヴォーのレリーフが今でも違和感無く溶け込む街。

どう見ても教会なのに裁判所らしい。

大聖堂前。鐘の音を聞きながらゆっくりコーヒーを飲みたかった…

早朝、すべての作業が終わり現場のスタッフと別れる。
やっと戻ってきたバックパックに荷物をつめて一人空港に向かう。
途中、どうしても寄りたい、見ておかなければならない場所があったのでシテ駅で途中下車。

セーヌ川の中洲にあるシテ島。
パリの歴史はここから始まったといっても良い小さな島。
ここは数世紀前の時間がそのまま取り残されたように流れている。

鳥のさえずり。
聖書を読む厳かな声。
朝8時を知らせる教会の鐘の音。
カフェから響く椅子を並べるリズム。

ああ、パリだ…

帰国の数時間前にやっと実感。