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まだ人のいない朝のアンコールワット、中央祠堂。
最上層の窓に腰掛け音楽を聴きながら読書。
曲はシンセサイザー奏者、VANGELISのHeaven And Hell(1975)
そしてグレゴリオ聖歌をクラブ系にmixしたENIGMA。
夕方、日の落ちる少し前のタ・ブローム遺跡。
静けさの中に鳥のさえずりと虫の声。
心に急速に広がる、たそがれに似た気持ち。
草原に寝転び延びゆく影を眺める。
曲はイビザ系のトランスを代表するATB。
そして美しすぎる旋律、Chicane。
夕暮れのプノン・バケン。
長く急な岩の斜面を登りきった先の遺跡。
遠く、密林の中にそびえるアンコールワットを眺め日没を静かに待つ。
晴れていたら一体どんな美しい夕焼けが見れたことか。
曲はDJ YODA、Morning Tracks。
4GigaByteのmp3ファイルをプレーヤーに詰め込んで。
最高の安らぎの場を求めてママチャリを走らせた一日。
この場所に、この時間に、私が存在していることに感謝。
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[ R E T U R N ]