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一日中こんな道をママチャリで走りまわる。お尻が痛い。
いきなり北の空が暗黒に覆われる
追いつかれた
直後、信じられないような激しいスコール
スコールの後のちょっとした夕焼け
心の中も晴れ渡っている
タ・ブローム寺院からの帰り。
朝から30キロほど走って遺跡を回り、後は街まで草原の一本道を7キロという地点。
いままで入道雲が散在していた広い青空に異変が。
突然頭上が黒雲に覆われ、地上は夜になったように暗くなる。
そして強風が吹きだし激しく木の葉が舞い上がる。
直後、滝のような土砂降り。
10メートル先が見えないほどの量の雨。
この大自然の壮大なスペクタクルがホンの数分の間に繰り広げられる。
これが大陸のスコールか。
それはまるで伝説の召喚獣が舞い降りる時のように。
急いで近くに一軒だけ建っていた家の軒先に非難。
雨宿りをしていると家の主人が出てきてクメール語で入れ入れ(推測)と催促。
あまりに熱烈な歓迎(推測)をしてくれたので断りきれずお邪魔することに。
そしてちょっと雨宿りするだけのはずが豆とビールが出てきて…
そのままクメール語(主人)と英語(私)での通じるはずの無い会話が盛り上がって(推測)しまいました。
すっかり雨も上がったので、心ばかりのご馳走代をわたして出発。
別れ際に地球の歩き方で覚えたクメール後で
「カンボジアを愛しています。ありがとう。さようなら。」
お世辞じゃなく心からそう思う。
雨上がりのかすかな夕焼けが心にしみた。
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[ R E T U R N ]