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オールドマーケット。
実際は日の差さない閉ざされた真っ暗な空間。
暗闇の中に生肉と生魚と果物のにおいの混じる強烈な空間。
(撮影は50mm, F1.4開放、ISO1600でスローシャッター)
巨大な佃煮もどき
オールドマーケットの肉屋 その場で豚を解体する様はなんともグロテスク
マーケットには食料以外にも仕立て屋、床屋、占い、もう何でもあり
果物屋 採れたてライチ1キロ6000Riel(約180円)でゲット
カンボジアではお店の商品に金額表示が一切無い。
毎回商品を選んで店主に値段を聞くのが基本。
なぜなら商品に決まった金額というのが無く、外国人には吹っ掛けて取れるだけ取るため。
貨幣価値の差が圧倒的にあるためこの国に来ると外国人観光客は皆超大金持ちである。
そんな観光客相手に店主は元の数倍〜数十倍の値段を提示する。
そして観光客は安いねーとか言いながら買っていくのである。
側で様子を見ていると団体客のカモっぷりに笑えてしまう。
カンボジアについてからずっと地元の人が購入する時の値段をチェックしているので地元価格は把握済み。
それを元に毎回商品を買うたびに価格をめぐるカタコト英語の攻防戦が始まる。
ほしい物を指差し ハウマッチ?
ワンダラー。(どんなものでも必ず1ドルと言ってくる)
ノー!ソーリー、イッツエクスペンシヴ。 といって立ち去る素振り
オー、ウエイト!ウエイト!(あわてて呼び止める店主)
その後、数分の一の価格を提示してくるので後は納得の行くまで交渉。
側で見ていた警官に、お前はカンボジアに住んでいるのか?と笑われるくらい馴染んでしまっています。
お互い手の内が分かっててする値段交渉のやり取りがなんとも楽しいです。
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