チーム製作

 

複数の人で何か創るってほんと、難しいことだと痛感しました。
特に表現では。
自分の表現したいものが人に理解してもらえず、人の考えも理解できない、そんな状況に陥ってしまった今日このごろ。
まったく方向性の違う人が集まって果たして良いものができるのだろうか。
精神的にかなり追いつめられてます。
 
ま、こういう体験も大切かな。

 

 

回帰

 

講義に偉い人がくる ^^;
彼によるとハリウッドではすでにCG離れがおきているそうだ。
一般の人もCGを見飽きてきたんだろう。
 
Webで見る大部分のCGがデジタル色の薄っぺらな深みのない絵である
題材が題材だし、対象を的確にとらえてないし、画一的だし…
CGアーティストと名乗る人の多くがこんな感じ
アートじゃない
消費される製品である
 
自分の考え、表現に確信が持てた講義でした。
ただ技術がついてこない…

 

 

ラジオシティー

 

ラジオシティー法の画像や映像に絵画的魅力がない理由がレンブラントの絵を勉強して分かりました。
要するに現実のリアルさを求めることは印象や想像の入る余地を潰してしまうから。
 
CGアーティストでリアルさを求める人が多いけど、目に見えるリアルさを求めるのではCGの意味がない。
そろそろ次の段階に進まなければ…
初期印象派のような映像ができないものかな。

 

 

印象派

 

美術史について勉強する。
絵を見るとき、その絵の描かれた時代背景や画家の技術についてなどの情報を考えて見ることは嫌なので美術史には興味がありませんでした。
でも近代、現代アートがさっぱり理解できないので、なぜセザンヌやピカソがすごいのか知るために美術史を勉強してみました。
勉強した結果、なぜ彼らがすごいかは分かりました。
すごいけど全然魅力を感じない。
昔の人がモネなどの印象派を理解できなかったのと同じようなものかな。

 

 

7/18

 

以前、一緒に作品制作をしていたKENさんがアメリカ留学に旅立つ。
大学でプロモ制作で会ってから2年半、こちらが進学や将来のことで悩んでる間にどんどん先に行ってしまいました。
いろいろあったけど、夢を実現してきてください。
 
こちらはとにかく1年前のKENさんに追いつかねば。

 

 

7/12

 

スターウォーズを見る前に完全版を全部見ておこうと思ったんだけど世の中、みんな考えることは同じですね。
レンタル店はどこも借りられてました。
 
以前から考えていた映像作品の構成を考えていたら別のアイデアが思い浮かんできました。
一度アイデアが浮かぶともう収拾がつかなくなるんですよね。
次から次へと新しいアイデアが出てきてメモリきれないんですよ。
あまりの凄さに手が震えて鉛筆を握れませんでした。
でもこういうアイデアって時間を置いて考え直すとたいしたことないのがほとんどなんですよね。
電車の中でや布団に入ったときのひらめきと同じようなもの。
 
とりあえず膨大なアイデアから一本のシナリオにまとめてその勢いで絵コンテ描いちゃいました。
一ヶ月間考えた構想と今回の構想、どっちも捨てがたいなぁ
二本とも作っちゃえればなぁ
あ〜あ、どっちにするかでまた眠れない日々が…

 

 

7/11

 

映画 ロビンフッドを見る。
ちょっとした先入観を持っていてあまりみたいと思っていなかったけど機会があったので見てみました。
映画が始まった直後からイギリスの騎士達や城、緑の大地を見せつけられました。
もう完全にツボにはまってしまいましたね。
全体にうまくデフォルメされていて気持ち良く見ていられました。
内容的にはブレイブハートにかなり似てました。
まさに王道。
全体の色彩がまとまっていて落ちつきながらも綺麗にバイアスされていました。
今構想中の映像と色彩、世界観が似ていてこの時期に見れて本当に良かったです。

 

 

7/9

 

SIGGRAPH'98 のElectnic Theater映像ビデオを見ました。
世界一というだけあって映像のレベルはかなり高かったです。
生き生きとしたキャラクター物で見せ方が上手いものや、すごいリアルなものが多かったです。
リアルなものはもう、CGとしてのリアルではなく本当にリアル。
明らかに何かが違ってました。
 
一方、何でこれが?っていう作品もたくさんありました。
う〜ん、なんでだろ。

 

 

石川 賢治

 

図書館で「月の花」を見つける。
写真家、石川賢治が月の光だけで撮影した花の写真集です。
数年前、ライティングの本を探していたときに目に留まって衝撃を受けた本がありました。
「月光浴」という題で、青と白の光の混ざった幻想的な自然の写真集でした。
崖から大量の水が落ちていく滝の写真に鳥肌が立ったのを覚えています。
その時は写真家の名前を忘れてしまったのですがその本も石川さんの作品でした。
見てるとα波がいっぱい出てくるような本です。

 

 

シャルトル大聖堂

 

TBSの世界遺産でシャルトル大聖堂の特集を見る。
半年前にこの教会のモデリングのために資料を集めて研究したこともあってとても興味深い内容でした。
映像だと写真では分からないものがたくさん見えていろいろな発見がありました。
でも映像全体にわたってコントラストが低くてちょっと残念な演出。
いつもの世界遺産らしくなかったです。
 
写真家、篠山紀信の撮影したシャルトル大聖堂の写真集は本当に綺麗。
光と影の扱いが上手く、とろけるような色や冷たく硬い色がすごいです。

 

 

耳をすませば

 

映画 おもひでぽろぽろ を見てたら無性に 耳をすませば を見たくなりました
高校3年のときにこの映画を見て、その時の自分の気持ちとそっくりな主人公の気持ちに共感し、勇気づけられた思い出の作品です。
ジブリ作品で一番好きですね
最近いろいろ悩むことが多かったのでまた主人公の雫に励まされた気分。

 

 


[ R E T U R N ]


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