寡黙


新しいパソコンを買って、
届いたその日に壊しましたとさ。
今まで国内メーカーのPCを買った事がなかったんですが最新のVAIOの薄さ軽さに惚れて購入。
オーダーメイドで余分な機能を全部取り払ってCPUとメモリーはMAXにしてもらいました。
しかもボディーはカーボンファイバーで職人の手塗りのワインレッドに。
久々に工業製品として納得できるもののような気がします。
でも初めて起動して閉口。
初めっからインストールされた数十個の変なソフト。
わけの分からないバックグラウンドで動くプログラム。
極めつけは意味の分からないWindows Vista。
見せ付けるようにあっちこっちが無駄にアニメーションして気が散るYO!
しかもアニメーションさせるために全力を使い切って肝心の仕事用ソフトが動かないんですけど。
とても仕事で使えるような道具じゃないですよ。
小学校のころに筆箱の多機能化のブームがありました。
両面開きからはじまりボタンを押すと飛び出す消しゴム、三段、四段化…
みんな競い合うようにより多機能なものに乗り換えていきました。
新しいのを買うためにわざと壊したり。。。
本来の機能を見失い指数関数的に肥大化していく筆箱。
重くてかさばる、しかも使いづらい最悪なものを自慢しあっていました。
Vistaってそんな筆箱みたいなもんですよ、まったく。
そんな巨大筆箱の台頭も、ある日一人の生徒によってクラスにもたらされたシンプルなカンペンケースによって一瞬にして絶滅しましたけどね。
要するに、この無駄なソフトたちを徹夜で片っ端からアンインストールしていったのですよ。
VISTAの機能も全部切り捨て。ゴミ箱行き。
オラオラオラー、機能美という言葉を教えてやるぜっ!
そしたら突然起動しなくなっちゃいました。。。
わずか数時間の命でした。
SONYなんてキライだっ! |