熱く燃ゆるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京マラソン、新宿-品川-浅草-お台場 42キロを2時間10分で走り抜けるトップアスリート。

ここ最近、仕事で新宿-御茶ノ水-天王洲アイルを自転車で往復していました。 
コースも距離も今回のマラソンコースとほぼ同じ。
深夜早朝の空いている時間でもロードレーサーで走ると約1時間半。
信号待ちがあるとはいえ、一直線の道の続く皇居横では時速40キロを超えています。
そこを、彼らは己の足だけで2時間10分で…
最後のレースを翔けていった有森裕子さんの笑顔が輝いていた。

自らの限界に挑戦する姿、それはまるで大気圏に突入し紅く激しく燃える流星のよう。

苦しい、けれど終わった後の爽快感と達成感が大好き / 有森裕子

* * * * *

終わった後の爽快感を十分に味わうことなく次の困難に突入してしまう最近。
正月休みどころか休日すら未だに取れない(取らない?)
ちょっと無茶しすぎかなぁ。
いや、困難を楽しんでいるうちはまだ大丈夫!

沢木耕太郎の深夜特急を読み遥かインドに思いを馳せながら2006年14月は過ぎていく…

 

 

 

ノー ドリーム、ノー ライフ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかトントン話が進んで監督になってしまいました。
インディーズでもやったこと無いのにいきなり本格的な現場で監督です。

いつの間にかどんどん話が大きくなってしまって本格的なものになり嬉しい反面ものすごいプレッシャーでした。
当日は撮影部、照明部、製作にヘアメイクにタレントさんに、総勢20名ほどの現場になりました。
参加していただいたのはCM業界で大御所の方々ですごい現場でした。
ハイビジョンカメラに35mmフィルムと同じ被写界深度になる機械を取り付けたものを2台。
でかい照明や無数のレフ板。
教室にレールまでひいちゃって。

あっという間に思い通りの絵が出来上がっていく様はまるでマジックを見ているよう。
撮影や照明のプロの仕事を見ているとものすごい勉強になりました。
カメラワークやライティングはもちろん、天候を読み取る力、現状復帰まで考えた机椅子の移動、効率的な香盤。
CGと違ってやり直しがきかないからこそやらなければならない数々のこと。
これぞプロフェッショナル、チームワーク。

どうしていいか分からずに頭が真っ白になるんじゃないかと思ってましたが準備期間が長く、コンテも演出もじっくり考えられたおかげでテンパることなく思いのほかすんなりと仕切れた、かな?
とにかく監督しながら色々なことを吸収しまくりました。
得るものが非常に多かった現場でした。

そんなわけで、ものすごい絵が出来上がりました。
これを生かすも殺すも自分次第。
これからが本番ですね。
あ、胃が痛くなってきた…


* * * * *

前に向かって足を踏み出すことが大事。
たとえゴールは遥か先でも、昨日よりは確実に近づいている。

 

 

 


[ R E T U R N ]


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