シャウト トゥ ザ トップ

 

 

 

 

 

 

 

 

こりゃ徹夜だな…

ただ今バタバタとバックパックに荷物詰め込み中。
荷物は最小限に、機材は最大限に。
まあ準備不足はいつもの事、どうにでもなるかと。

数時間後にフランスに出発します。
今回はお仕事で。
パリで開かれる大型イベントの映像の最終仕上げ。
終わったらそのままヨーロッパ放浪の旅に行っちゃいたいところですが
現地でのパツパツの日程と日本に残してしまった仕事があるので身動きできません。
今回は素直に帰国します、たぶん…

 

 

 

エレクトリック ロマンサー

 

 

 

 

 

 

 

 

忙しくて何もしてあげることの出来なかった者は
時間が出来ても結局何も出来ませんでしたとさ。

昔、一番近くにいた人が
新しい出会いと新しい環境で激しく輝いている。
今はもう遠くから見つめることしか出来ない。


***

週末、風邪で倒れて丸々2日寝て過ごしました。
朦朧とした頭で考え事をするとどんどんネガティブになっていきますが
ゆっくりと自身を見つめなおす機会になりました。

こんなんじゃダメだ。
努力と挑戦が全然足りてない。
もっともっと燃えていかなきゃ。

もうベタすぎて恥ずかしいけど
この気持ちを忘れないうちにメモっておこう。

 

 

 

フライ トゥ ザ ムーン

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、宇宙開発関係の映像を製作中。
研究機関向けなので間違いが無いように色々な資料を見ながらモデリングや演出を進めています。
が、ついつい資料に熱中してしまい作業が進みません。

宇宙って興味の源泉。
次から次から謎や疑問が湧き出し、Wiki先生に聞くとそこから更に疑問が生まれ…
なんて不思議なものなんだ。
そしてその宇宙に挑む人々がまた熱い、熱すぎる。
一つの打ち上げの裏にいったいどれだけのドラマがあるのだろう。

今作っている映像。
宇宙のはるか彼方、数多くのトラブルにあいボロボロになった漂流状態の小さな人工衛星を、満身創痍になりながらもあの手この手で何とか地球に帰還させようとする男たちの物語。
目頭熱いです。


宇宙は私たちを呼んでいる/宇宙飛行士・土井隆雄

 

 

 

サンセットホライズン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと手に入れた貴重な土日休み。
中東正之写真展「サヨナラ軍艦アパート」新宿ニコンサロン
ポスト・デジグラフィ 東京都写真美術館
原宿デザインフェスタギャラリー
ブロークバック・マウンテン 名画座
LE TEMPS QUI RESTE 名画座
美術館3つに映画を2本、むさぼる様にまわってきました。

LE TEMPS QUI RESTE(2005年 フランス映画)
ある写真家が余命数ヶ月と宣告されてからの日々。
ラスト、海岸で横になりただじっと時が流れていくのを見つめるシーケンス。
人々でにぎわう昼間の砂浜の引き、
赤く染まる巨大な日没の肩ナメ、
暗闇の中、波の音だけが響く長回し。
これは心臓が押しつぶされるような感覚でした。


そんなわけで、その勢いで鎌倉まで行き6,7キロ続く砂浜を江ノ島まで歩いてきました。
カンボジアに行った時の撮影機材が入ったままのバックパックに三脚をくくりつけて背負って行ったので流石にきつかったです。

太陽が西に傾き始め、空がオレンジに変わり、やがて星が見え始める。
長い時間、浜辺に寝転んで空の移ろいを見つめてきました。


ただ、残念ながら鎌倉、江ノ島は無秩序な観光地化がされてしまい町に魅力は無く、海や浜はゴミで溢れ、とても癒されるような場所で無い。
沖縄離島…恋しいな。

 

 

 

 

トーキョーノスタルジア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある大型コンテンツ制作のため羽田近くの巨大倉庫で泊り込み作業をしていました。

高層ビルに遮られる事の無い広い空。
規則的なコンクリートの箱部屋の並ぶ倉庫。
間近を飛ぶ飛行機、東京モノレール。
これだけの要素がそろって感傷的にならない方がおかしい。

オレンジに輝く西の空。
白から紺、蒼へ変化する東の空。
繰り返される日の出と日没を眺めながら熱い缶コーヒー。

セミの鳴き始めるころ始まった製作は終了した時には鈴虫の鳴き声。
完成したものが日本で見られるのは一年後の鈴虫の鳴いている頃です。


さて、久しぶりの週末休み。
どうやって休みを過ごしていいか忘れてしまった…

 

 


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