5/27 Landscape 西麻布Colors Studio

 

前回のLandscape同様、どこかアンビエントなトランスのサウンドに酔いしれました。
驚いたのは深夜4時ごろパフォーマンスを行ったOCOT。
Node Lead(バーチャルアナログシンセサイザー)を舞うように操るパフォーマンスは圧巻。

気になって帰ってからネットで調べてみたらNode Lead3なんてモデルが出てるんですね。
YAMAHAもRolandもKORGも、7年前の知識では知っている現役モデルはひとつも在りませんでした。
高校生の時、クリエイターへの道を指し示してくれた相棒XP-50もすでにバッテリー切れ。
7年、か…。

 

 

歓びを歌にのせて /監督:ケイ・ポラック

 

それはまるで絹の糸を紡いでいく様に
一つ一つの声がが絡み合い、引き立てあい、極上のコーラスへと昇華する
その鋭く生命力に満ち溢れた声という無数の槍に
心はただただ撃ち抜かれるのをあふれる涙で受け止めるしか出来なかった

2004年、スウェーデンの作品。

一人一人がさまざまな問題を抱えている素人同然の集まりのコーラス隊と、すべてを捨てて田舎にやってきた天才指揮者。
設定ですべてが読めてしまうスポ根映画のように分かりやすい展開。
それを丁寧に描いていき最後に一気にカタルシスを感じさせる。
重なり合う人間の声はこれほどまでに美しいものなのか。

涙が乾くまでスタッフロールよ、
終わらないで!

 

 

果てない夢と、果てある今と

 

作品制作に追われる忙しい日常から解き放たれた時
表現者から一人の人付き合いの苦手な人間に戻った時
激しい孤独感が容赦なく襲ってくる。

大きなプロジェクトが終了し、束の間の自由が出来た日曜。
朝から夕方までビックサイトで開催中のデザインフェスタをまわり
その足でミニシアター系の名画座で映画を4本むさぼり、
そして日付が変わる頃、神楽坂からブラブラ散歩しながら帰る。
真夜中、お酒を飲みながらキッチンに立つ。
本日初の食事は刺身5点盛りと地中海風温野菜のサラダ。

誰にも気兼ねすることなくトコトン仕事に打ち込めて、
誰にも気兼ねすることなく自由に休日を過ごす。

とてつもない自由。
だけどスゴイ、美味しい、と微笑んでくれる人が隣にいない。
今、自分は何を欲しているんだろう?
…クリエイターと個人の鬩ぎ合いは酔いつぶれるまで続く。


果てない夢と 果てある今と 忘れない日々 忘れたい日々
失くした物が増えたさみしさを 身軽になれたんだと笑えるかい?
(太陽の真ん中へ / ビバッチェ)

 

 

5/6 VFXディレクション

 

某映画の撮影現場2日目。
今までの現場からは想像もつかないスピードでの撮影。

普段現場では一日数カットのペースで撮影をしていましたが今回は一日数シーン。
目まぐるしく変わる現場にちょっと混乱。
しかも今回はCGカットの演出や撮影方法に全責任を負っていて…正直不安。

即座の判断力と決断の勇気にはまだまだ経験が足りないと実感。

 

 

5/2 東映アニメーション

 

次回プロジェクトの打ち合わせ。
アニメーションのスタジオにお邪魔するのは初めて。
ワクワク。

 

 


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