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6/19 100Kmの彼方の光を求めて
時には黄色に、時には緑に
時にと煌煌と、時には力なく
空を舞う小さな光
夕方東京を出発し急行で二時間、徒歩二時間。
やっとたどり着いた真っ暗な渓谷で、あまりにも美しい光たちに出会うことができました。
たった2週間の命を精一杯使って輝きつづけるゲンジボタル。
その神秘的な光は心に安らぎをもたらしてくれました。
音も無く、光も無い、そんな場所に数時間。
夜空ってこんなに明るいんだ。
雲ってこんなに速く動いているんだ。
普段気づかない新鮮な驚きの数々。
三脚と一眼レフを持ってきたものの、この暗闇の中では液晶の光が眩しすぎて確認できず。
撮影はあきらめ、目の前の神秘をただただいつまでも記憶に焼き付けるのでした。
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