5/24 激流のシャケ

 

下北沢トリウッド。
ある方の初監督作品を見てきました。
ものすごく荒削りで一方通行な作品だけど勢いがありました。

技術や表現の基礎を素通りして撮りたいという情熱が突き動かしている。
だけど情熱が根底にあるからこそ技術や表現力を磨こうと努力する。
是非これからも撮影し続けていって欲しい。

 

 

5/24 水槽の中のエンゼルフィッシュ

 

原宿デザインフェスタ。
5年前にほんのちょっとだけ所属していた団体がデザインフェスタでグループ展を開いていました。
過去の私の記憶を探しに見学しに行きましたが…

どうも時の流れが別系列にあったようです。
はっきり言ってしまえばお粗末。
相変わらず生ぬるい世界のようでした。

ダラダラした環境がイヤで激流の中に飛び出したあの時。
改めてあの決断が私には正しかったと実感しました。

 

 

5/22

 

なかなか映画を見る時間が無いので朝早く起きて神楽坂にある名画座に行ってきました。
ついでに1年間出入り自由の会員になってきました。

御茶ノ水から神楽坂まで自転車ですぐだし、いつでも出入りできるし、軽い気持ちで映画館に通えそう。
いつもより早く起きて映画館によってからスタジオ、仕事の合間に映画、家に帰る前に映画。

…はたして何回いけるかな?

 

 

5/21

 

本の表紙デザインが終わって一段落しました。
この機会に今までの仕事をまとめて新しいプロモーションビデオを製作予定です。

O.A.されたCG映像部分だけで数時間分。
バックアップが辛い…

 

 

5/20 優先すべきもの

 

何が大切なのか?
それは根拠も無く立てられた決め事を守りぬくことなのか?
みんなの意見を聞いて柔軟に対応していくことなのか?

誰だって正しいのはどちらかすぐに分かるのに。
頭の固い古い人間にはそんなことすらわからないのか?
いや、ただ面倒なことはしたくないだけ。

決まり事だから!
ただその一言で片付けようとしている。

変化する状況に対応できない(したがらない)保守的なモノのたどり着く先は歴史が教えてくれている。

そんな人間はどうでもいい。
ただその人間によって才能を開花する機会を奪われた人たちのことを考えると許せない。

 

 

5/16 the Ocean - Liquid Room

 

DJ YODA & DJ 19のトランスパーティーThe Oceanが今日でラスト。
というわけで徹夜明けにオールしてきました。
来月にはChicaneの新作も待っている。

 

 

神秘の湧水を求めて 2

 

2日目。
山の朝は冷え込み、早くに目覚める。
足の状態は良好。
さっそく目的の山に向かって歩き始める。

正午前に目的の山に到着。
観光客のまったくいない、静かで畏れを感じさせる空間。
渓谷沿いに進み古びた神社を通り抜けると一本のつり橋。
まるで後戻りは出来ないぞと威圧するような存在。
すれ違うことさえ困難なその細いつり橋をわたると山道は一気にその激しさを増す。
二足歩行が困難になり、ちょっと進んだだけで息が出来なくなる。
この山道では撮影用の小さなIXYは正解、3CCDのDVカムは大失敗。

崖の上を川沿いに進んでいくと突然視界が開け、大きな滝が出現。
巨大な岩に囲まれた滝壷は吸い込まれそうな深緑色。
この水と木と永遠の時間によって作られた光景を目にすると、人間の手で手前勝手に整備された観光地など玩具にしか見えない。
一瞬足を踏み外しただけで遥か崖下にたたきつけられる恐怖、そして足の痛みに何時間も耐え前進する苦しみ。
恐怖と苦しみに耐え抜いたものだけが本物を肌で感じることが出来る。

さらに険しくなる山道、そして木の根の張り付いた岩山をよじ登ること数時間。
巨大な岩と岩の間に架けられた2本の丸太を渡ったとき、そこには感動の出会いが。
それはどんな言葉を使っても説明できない景色。

昔の人々が語り継いだ神話もなるほど納得できる、そんな神秘の景色。
あまりにも日常とかけ離れたその場所に視覚聴覚臭覚、全ての神経細胞がが興奮し、必死になる。
疲れも時の流れも忘れていつまでもその場所を離れることが出来ない。

***

一番おいしいと噂の湧水をボトルにつめ、東京、現実への道へと踏み出す。

 

 

神秘の湧水を求めて

 

朝、新宿駅を出発して電車を乗り継ぐこと四回、約四時間。
降り立ったのは長野と山梨の境にある山の中の小さな駅。

そこからは食料や防寒着、撮影機材を両手に徒歩で曲がりくねった山道を進む。
標識も無く、人も車も全然通らない山道を不安になりながらもただひたすら歩いていく。
東京では5月には思えない暑い日ざしも山の中では涼しく感じる。

一山こえるとやがて小さな街に到着。
食料を補充し、さらに見渡す限り何処までも続く畑の中の道を進んでいく。
畑はやがて森になり、いつのまにかあたりは暗くなってきている。

山道を歩くこと約10キロ、日没間近に本日の目的地に到着。
南アルプスの麓の小さなキャンプ場。
ゴールデンウィークも終わり、誰一人いないキャンプ場は完全に貸切状態。
ここで翌日に備える。

楽しみにしていた星空は残念ながら曇っていて見られない。
毎日朝まで仕事をしている夜型人間も心地よい疲れの前には無抵抗。
あっという間に深い眠りに落ちていく。

 

 

5/3

 

伊東家の食卓の映像製作が終了。
ニュースではゴールデンウィークも残り2日とか言っている。

・・・ゴールデンウィークって何?

 

 

5/2

 

納品データのミスやJR山手線が事故で止まったりやらで行ったり来たり。
一日で18本の電車に乗り継ぐ羽目に。
移動だけで一日が終わってしまったような感じ。

 


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