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段々この島に溶け込み始めた。
ゆっくりとした時間に飲み込まれて抜け出せなくなってしまう。
そろそろ帰るべきなのかもしれない。

ギリギリまでスタジオに泊り込みで仕事をしていて何も準備しないまま来た沖縄。
一日目、街の中心にあるホテルに泊まる。
観光客とそれを相手にする店、上っ面だけのこの場所が嫌で
2日目からはドミトリーに個室を借りて過ごす。
ドミトリーは一泊1500円ほどの相部屋や3000円ほどの個室のある寮、合宿所のような所。
いろんな国、場所からいろんな理由で、数日の人も数ヶ月滞在する人もいる。

ここの主人や仲間から地元の人の行くお店を紹介してもらい
飾らない本当の地元の料理を毎日食べる。
観光客向け、チェーン店やファーストフード、コンビニは禁止。

移動は全て地元の公共交通機関。
バス、ゆいレール、ヒッチハイク、無ければ徒歩。
レンタカーやタクシーでは絶対に味わえない体験が出来る。
廃線になってて歩かされる、降りる場所がわからない、次のバスまで数時間待ち...etc.
最終的には全てが笑って話せる楽しい体験になる。

毎日地元の人しか知らない場所をまわり見つめてきた。
着飾っていないこの島は、最高の魅力も闇も見せてくれた。

結果、いつまでもこの生活を続けてしまいそう。
居心地が良すぎる。

東京に、帰ろう。

 

 

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