照りつける太陽の下で
息を切らしながら必死でこぐ自転車
太陽の容赦なく照りつける大通りを避け、日陰を求めて知らない道に入る
高層ビルの乱立する通りから僅か一区画先、
時は止まっていた
止まった過去の空間にじわじわと侵食していく現代
そんな開発の一瞬の隙間にも
一生懸命輝く命があった
[ R E T U R N ]