11月29日 土砂降りの日光東照宮
雨と霧と寒さで観光客は見当たらない
雨に濡れた柔らかい身体を冷たい岩に横たえる
妖艶な光を放ち続ける
しとしと降りしきる雨
人のいない静寂に包まれた空間
ただいつまでもそこに佇む
苔の放つ永遠という光が眩しい
永遠なる自然の気まぐれに会い
400百年の時間を超えて気持ちを共有する
[ R E T U R N ]