いつも見ていたあの景色
見ていたのは景色の向こうのものかもしれない
でも今は何も見えない
守りたいのは恋する人
守らなければならないのは愛する人
無意識がそうしたのか
気がつけば路地裏に迷い込んでいた
こんなところに探し物があるはずも無いのに
探していた
欠けている何かを
当ても無く、ただひたすら歩いていた
[ R E T U R N ]